お客様とゲスト

「おもてなしの国」日本。 おもてなしって、誰にするのかというとお客様に対してですが、「お客様」

って誰でしょう?


上司、ご近所、同僚、等々の家族以外の「一定の距離間」がある人たちを

「お客様」と呼ぶのだと思います。そのため、「友達」はお客様かというと

微妙な気がします。お客様扱いをしなくてはならないようでは「友達」では

ないからです。


友達はもっと近い関係の人です。


また『お客様扱い』という言葉がありますが、あまり良いイメージはありま

せん。


アメリカの南部にあるジョージア州に留学していたとき、よく日曜日には近

くの教会で牧師さんの話を聞きに行きました。教会に行くと近くに座った見

ず知らずのご家族が「どこから来たの?」と話しかけてくれて、家にご飯に

いらっしゃいと、そのまま自宅にまで招いてくれることがよくありました。


突然のことなので、私の分のお料理まで準備されている訳ではありません。 私はお呼ばれすることに感謝しつつも、大丈夫なのだろうか?と心配してお

りましたが、席に着くと、案の定、家族4人分の料理しかありません。


でも、その4人分の料理を私を含めて5名で食べたのです。 つまり、自分の食べる分を減らして、お客様に食べさせてあげるという考え

方です。


ちょっと感動しました。


アメリカでは当たり前の光景なのでしょうが、日本人と全く発想が違うので

す。


日本では、準備をしなければお客様をお呼びしません。特別なお菓子を準備

し、いつもより高めの食材を使った料理を出すからです。(突然お客様を連

れて行くと、奥さんはとても渋い顔をするのが日本です...。)


さて、どちらも素晴らしい「おもてなし」なのでしょうが、私はアメリカの

家族の温かさが好きです。なぜなら「お客様」ではなく、「お友達」として

家族の中に受けれてくれたと感じたからです。


日本の文化と、海外(今回はアメリカ)の文化の違いを知ることで、より深い


コミュニケーションができるようになるものです。

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