アイデンティティ
私は何者であるのか?私は何をしたいのか?
思春期の頃、誰しも悩むことです。「アイデンティティ」を求めている。
でも「自分はこういうものである」なんて、簡単にわかるものではないもの
です。そのため、自分が「愚か」に感じ、解決できない「不甲斐なさ」に失
望し、時として命を落とす若者がいるのは悲しいことです。
大人になると、多くの人は日々の生活に流され、自分の「アイデンティティ」
なんて考える余裕もなく生きていく人がほとんどだと思います。たぶんそれ
でも生きていけるのでしょう。でも、「アイデンティティ」を持てれば、物
事に動ずることなく、よりしっかり生きていけるような気がします。心の拠
り所なる「アイデンティティ」があるなんて素晴らしいですよね。
折角なので、皆さん、自分の「アイデンティティ」が何か書いてみませんか?
方法はこうです。「こんな人間になりたい!を列挙する」
それをたくさん書いて、眺めてみると、自分ってこんな人間なんだって気が
付くものです。心の中から湧いてくる意志の結晶です。
『成りたい人物像を追求するのが自分』、それが「アイデンティティ」だと
すれば、希望が持てると思うのです。これなら、そういう人間にまだ成れて
いなくても失望することもなく、諦めることもなく前に進めます。
今回、この文章を書くにあたり、私も自分はどんなアイデンティティを持っ
ているのだろうと、いろいろと思考し、下記に辿り着きました。
『私のアイデンティティ』
優しい人、強い人、賢い人になりたいと思う人
あまり考えたことがないかもしれませんが、春を感じながら、一度考えてみ
て下さい。心の拠り所ができるかもしれません。

島崎ふみひこ
異文化コミュニケーション研究所(R)
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