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  • 執筆者の写真operator

創造性を高める方法

劇作家であり、脚本家であり、演出家であり、コメディアン、映画監督でも

ある、三谷幸喜さんは、脚本を書くときに、制約を付けるそうです。


たとえば映画のすべての場面を「一つの部屋」だけで完結させる...的なもの

だと聞いたことがあります。制約を付けることで、常識を超えた閃きや深み

が演出されるらしいのです。


制約の中で、すべての想像力を、的を絞った目標に集中させることで、より

冴えたアイディアを生み出すことが出来るのでしょう。


作家がホテルに籠って原稿を書くというのも、時間という制約、監禁される

制約の中にあるから、何かのスイッチが入り、想像力が研ぎ澄まされ、イノ

ベーティブな作品ができるような気がします。


そう考えると、逆説的ではありますが、私たちは「制約」の中で生活をして

いるのですから、《クリエイティビティの宝庫》にいるともいえるかもしれ

ません。


会社で言えば、資金力がない、人財がいない、時間がない、...。ないものだ

らけの「制約」の中だからこそ、必死になって頑張れば、とてつもなく素晴

らしい何かが生まれてくるに違いない。


諦めたり、萎えたりするのは、「制約」を一面からしか見ていないからなの

でしょう。その陰には、きっと「美味しい果実」が実っているに違いありま

せん。


道は探した者にしか、見えない。




島崎ふみひこ

異文化コミュニケーション研究所(R)

https://www.globalforce.link/

日本企業のダイバーシティ教育、高度外国人財の採用・活用




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