外国人の新人教育

最終更新: 7月15日

よく外国人の新人教育に関するアドバイスを求められます。


日本企業の多くは、新卒の一括採用をして、集団教育を施した後、それぞれ

の配属先に行くという方法を取りますが、そこで私たち日本人は、無意識の

うちに『画一化』を望んでいます。


回れ~右!というと全員が息を合わせて動き、一糸乱れぬマスゲームのよう

な動きをさせる。そして配属先には、ネクタイの色の違い以外はほとんど差

のない、個性を埋没させた人材を供給することが新人教育の傾向です。


日本での生活が短い外国人にとって、基礎知識、社会人・組織人としてのマ

ナーやルール、会社の経営理念・歴史・文化、等々はとても重要です。しっ

かりする必要があります。しかし、それを横並びでしないことが重要です。


野菜の「種」を見たことはありますか? 小さな粒々の種は、知識がなければ、それぞれの種からどんな野菜ができる

のか、種だけを見ただけでは分かりません。でも、美味しい野菜をたくさん

収穫したいのなら、種を植える段階から、個別にいろんなことをしなくては

なりません。たとえば、深く掘らないといけなかったり、水をたくさん上げ

ないといけなかったり、肥料の配分や設置場所に工夫しなくてはいけなかっ

たり、種に合わせていろいろなことをする必要があります。


人も同じで、種の状態から、いろいろとやるべきことが異なります。特に、

高度教育を受けてきた外国人の新人の場合、単に横並びで教育しても期待通

りには育ってくれません。


幸い、種と違い、人はコミュニケーションが取れます。徹底的にコミュニケ

ーションを取り、その本人の人物像をイメージして必要な施策を講じること

が大切です。


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