異文化コミュニケーション的交渉術(俳優)

交渉の場面では、さまざな局面に遭遇します。個人攻撃をされたり、性格批

判をされたり、過去の傷口を指摘されたり、大切な人(家族や友人)のことを

バカにされたり、...。


腹が立ち、気分が悪くなり、イライラして、血圧が上がりますよね。できる

ことなら、傍の椅子を蹴飛ばしたい衝動にさえかられます。


でも、それが相手の目的なのかもしれません。こちらが感情的になれば、隙

も出てくることでしょう、言ってはいけないことも口走ってしまうかもしれ

ません。


決定をするための投票権を持った人たちが複数いる場合、「相手の批判」と

「あなたの反論」を天秤に掛けて、自分の意見を決めるため、「相手の批判」

がいくらえげつないものであったにしても、「あなたの反論」が感情的で怖

い印象を与えた場合、残念ながら相手に投票する方向になりがちだというこ

とを、心しておく必要があります。


ただ「あなたの反論」が、相手の『えげつなさ』を際立たせるものであるの

であれば、絶対的な投票数を獲得できることも忘れないでください。そのた

めには、涙を流したり、深々と頭を下げたり、沈黙したり、場合によっては 逆手にとって皆の笑いを誘発をする...、そんな効果的な《演出》が、投票権

を持った人たちの心を動かします。


その《演出》をするためには、感情のコントロールが必要です。とはいって

も、それが難しい。


そこで、是非思い出して欲しいのは、映画俳優のことです。《二人っきりの

シーン》であっても、その周りには、監督、助監督、照明、音響、カメラマ

ン、その他大勢がじっとその様子を見ています。そして、俳優さんのしぐさ、

話し方、立ち位置、等々について、いろいろとアドバイスをしながら、良い

映画を作り上げている訳ですが、あなたも、感情のコントロールが難しいと

感じたら、周りに彼ら(監督、助監督、照明、音響、カメラマン、その他大

勢)があなたをじっと見つめているということを意識してください。


お客様を感動させるシーンをどう作るか、あなた自身も「自分を分析」する

気持ちになり、発言(演技)することをイメージして下さい。


嘘をつけと言うのではありません。最も効果のある演出を工夫するだけです。



島崎ふみひこ 異文化コミュニケーション研究所(R) https://www.globalforce.link/ 日本企業のダイバーシティ教育、高度外国人財の採用・活用




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