異文化コミュニケーション的交渉術(時間配分)

複数の議案を時間内に取り扱わなくてはならない場合、進行を司る人の役割

は重要です。重要度、困難度を見極め、時間配分を考える必要があるからで

す。


その場合、個別事案毎に、議論(交渉)する時間を全員に伝え、発言時間の制

約、発言者数の限定をした後に開始するようにしてください。


もちろん、時間内に結論が導き出せないこともあるので、上記同様に開始前

に、次回に持ち越すことが可能な案件はそのようにすることを伝えれば、全

員が落ち着いて議論することができます。


ただ、次回に持ち越せない案件の場合、決定方法を決めておくようにすれば

混乱は避けられます。基本的には多数決ですが、挙手、記名投票、無記名投

票のどの方法で行うのかをきちんと伝えることで、気弱な人でも周りの雰囲

気に惑わされずに自分の意志を明確に示すことができます。


また次回に持ち越せないからといって、強引に物事を決めると、将来に禍根

を残してしまうため、「条件付き」で行う工夫も必要です。たとえば、「別

途詳細については委員会を立ち上げて取りまとめる。」とか、「必要に応じ

て再度見直しを図る。」とか、「ここでの結論は総会にて承認を受けなけれ

ば有効にならない」等々。


大切なことは、出席者の多くの人の意見を丁寧に吸い上げ、冷静に対処する

ことです。


何の対策も講じずに、時間の制約があると、正常な思考が出来づらくなり、

最善の選択ができなくなってしまうので、是非上記を実践してください。



島崎ふみひこ 異文化コミュニケーション研究所(R) https://www.globalforce.link/ 日本企業のダイバーシティ教育、高度外国人財の採用・活用




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