top of page
  • 執筆者の写真operator

高度外国人財と多様性

高度外国人財と多様性弊社、異文化コミュニケーション研究所(R)では、企業

に対して多様性の重要性を示し、その実現のためには高度外国人財として日

本で学んだ優秀な留学生の採用を勧めています。


ただ"diversity"的な多様性を良く理解する必要があります。


****************************************** 英語の diversity のニュアンスは、類義語である variety(バラエティー)と

比較することで理解できます。そもそも diversity も variety も「多様性」を

意味しますが、variety は「同じ種類の中での違い」を強調する傾向があり、

diversity は「そもそも種類が違うこと」を強調する傾向があるのです。 ****************************************** (https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/から引用)


「そもそも種類が違うこと」ということは、例えていえば、動物園の檻の中

に肉食獣から草食獣まで入れるようなものです。また馬とロバを掛け合わせ

て「ラバ」は生まれましたが、猫と犬とを掛け合わせて「ネイ」なんて動物

は生まれていません。


つまり、多様性とは「現状の問題を前にして様々な欠陥があっても受け入れ

るべき手段」であるということです。


地上しか歩けない動物たちがいくら集まって議論しても、鳥を入れて議論し

ないと、空を飛ぶというアイディアは出てきません。ただ空を飛んだことの

ない動物たちが、空を飛ぶことのリスクはとても大きいということも事実で

す。


そのリスクという視点からすると、当然既存組織における拒否反応は当然の

ことです。ですが、目の前に現れた経験したことのない危機に対しては、そ

の拒否反応を超える別の「スイッチ」を入れてチャレンジすることが求めら

れます。


日本でも、明治維新の頃や、太平洋戦争後のようなときにはその「スイッチ」

が入りました。


多様性(diversity)で、企業を活性化させるためには、新たな道を進むという

覚悟と、生存への熱意がなければ、多様性の欠陥面の方が表に出てしまい、

単なる混乱という傷跡を残すだけになってしまいます。


多様性(diversity)は私たちの進化の源です。是非、高度外国人財を活用でき

る組織になってください。弊社、異文化コミュニケーション研究所(R)はその

努力を支えます。



異文化コミュニケーション研究所(R) https://www.globalforce.link/ 日本企業のダイバーシティ教育、高度外国人財の採用・活用

閲覧数:0回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page