WEB会議のマネージメント
コロナ禍で、突然彗星の如く現れ皆に認識された「Zoom」というWEB会議
ツール、多くの方が利用されたことがあるかと思います。
中には『Zoom飲み会』で利用された方もいるのではないでしょうか? 会議以外の場でも簡単に、世界中どこにいても気軽につながることができる
ツールは素晴らしいものです。
ただ、素晴らしいツールですが、リアルな会議とは違い「制約」があると感
じてる人も多くいると思います。
たとえば、講師と多くの生徒との関係で、ときどき質問があるといった方式
の場合ではそんなに不自由は感じませんが、参加人数が多い、議論をし合う
場として利用する場合には、コツを習得しないととても使いづらいシステム
です。
そこで今回は、皆さんにWEB会議運用のコツをお伝えしたいと思います。
それは、WEB会議全体をマネージする管制官(コントローラー)を置くこと
です。
役割1:タイムキーパー ①決められた時間内での発言をコントロールする (発言内容に対しては口を挟まない) ②定期的な休憩を入れる(ストレス回避) 役割2:発言先を明確にする ①WEB会議では発言者が誰に意見を述べているの混乱するため ②ミュートの解除 多くの人数がいる場合には、話す人以外はミュート状態にする のですが、必要に応じて、一対一でフリーに意見を言い合う場 を作る
役割3:ホワイトボード 議論を収束させるため、課題や決定事項を明確にするため (画面上で表示) 役割4:事務局 ①ネット環境におけるトラブル対応(当日&事前準備) ②グループ設定(必要に応じて小グループで相談するもの)
議長は議事進行を行いますが、その補助として管制官(コントローラ)を置く
ことで比較的スムーズに議論ができます。
WITHコロナ時代、皆で知恵を出し合って乗り切っていきましょう!
島崎ふみひこ
異文化コミュニケーション研究所(R) https://www.globalforce.link/ 日本企業のダイバーシティ教育、高度外国人財の採用・活用