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エネルギーの無駄遣い

以前、エレベータの扉を開ける際の「心もよう」について書きましたが、それに関連して過去の嫌な「出来事」を思い出しました。

一つは、会社の入り口のガラス扉での出来事。彼は私の後輩だったのですが、中から出てくる彼を通してあげようと外側から扉を開けて、「おはよう」と声を掛けたのにも拘わらず、まるで「自分は偉いんだ」調で、何も言わずに平然と外に出て行かれたこと。(元々生意気な奴でしたが…)

もう一つは、とある受付での出来事。意見が食い違ってお互いに顔を合わせないようにしていた相手に、晴れ舞台(私たちの演奏会の当日)なので、わだかまりを抑えて「おはようございます。」と話しかけたのにも拘わらず、私の目の前を平然と「無視」して歩いていかれたこと、です。

ふっとしたことで脳裏に現れてくるので、私の脳のどこかで「いらないスペース」を取っているのでしょう。

今でも、私は、この二つとも「有り得ないだろう!」と怒り持っています。

私だったら、どんなことがあろうとも、たとえ相手を敵だと見なしても、とっても嫌な奴だと感じても、もし、相手が親しみをもって挨拶をしてきたら、挨拶くらいはすると思うのです。だって「敵意の能面」を被っていること自体、私はとても苦しいと感じるからです。

でも、こうやって自分の貴重な時間や感情を、この二つの苦い思い出のために使うこと自体、嬉しくない。(キーボードを叩く音がいつもより大きい…

(苦笑))これってエネルギーの無駄遣いでしかないのですよね。

辛い料理を食べた後、「唐辛子」が歯に挟まっていて、しばらくしてから、突然口の中に「辛み」が広がってきたこと、ありませんか?

それに似ている気がします。

一瞬、辛いと感じても、それは直ぐに消える…。

ですから、皆さんにも抑えきれない感情があるかもしれませんが、そんなことにはエネルギーを浪費せず、それよりも、次に食べる『美味しそうなデザート』に心を躍らせて生きていきましょう!その方が人生は豊かになるに違いありません!!これは、自分自身にも言い聞かせております。(f^^;)

島崎ふみひこ

異文化コミュニケーション研究所(R)

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