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最高のシナリオ

誰の人生も、シナリオ通りになど絶対に行きません。

でも、ここで言うシナリオって何でしょう?

誰も自分の人生を、最悪のシナリオで書こうなんて思わないでしょうから「幸せのシナリオ」のことなのでしょう。

つまり、どんなに幸せを予定していても、その通りになんてならないということに成るのでしょうね。

それじゃ、幸せのイメージをしてはいけないのでしょうか?

そんなことはないはずです。良い仕事に巡り合い、良い伴侶と結婚し、幸せな家庭で、衣食住に困ることもなく、健康で長生きする。という希望に満ち溢れたシナリオを作った方が、毎日が幸せに過ごせるでしょう。

ただ、シナリオ通りにならないような困難に直面しても、シナリオ通りになんてならない…と絶望することが題なのだと思います。

シナリオは、どんな時も、その時点から作り直していくことが大切です。

どんなに絶望の淵に立たされていても、そこから幸せのシナリオを作り直していくことで、本当の意味での幸せが得られるのではないかと思います。何度でも、何度でも、シナリオなんて作り直せば良いのです。

予期せぬことの連続が人生です。

これで最期!と諦めた瞬間に、幸運の女神が微笑んで、問題が解決してしまったり。絶対に大丈夫と安心しきっていても、あっという間に崩壊してしまう。

そんな人生を楽しむしか、私たちにはできません。

だから古いシナリオに縛られないことが、最高のシナリオなのだと思います。

島崎ふみひこ

異文化コミュニケーション研究所(R)

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